【ブログ】インクルーシブ化プロジェクト⑥落ち着ける場所
Hi,everyone! Miss Mizuki こと、みずきコーチです(^^)/
今日は、みずきコーチによるインクルーシブ化プロジェクト最後のブログ。
インクルーシブな遊び場に大切なこと、「落ち着ける場所があること(opptunity for calm)」のお話。
「つむりつむりの森」 誕生
今、まさに工事真っ最中のパークの奥の部屋、ドリームラボ。ここが「つむりつむりの森」に生まれ変わります!
つむりのつむりとは?? あの、カタツムリ🐌からとっています。(インクルーシブ化プロジェクトの中心、アネビーさんが名付け親!)
殻に閉じこもっても、出ても、自分のペースでいいじゃんっ! という思いが込めれれた場所
実はアネビートリムパーク、遊具はインクルーシブでもこの「落ち着ける場所」がなかったんです。
で、今回のインクルーシブ化プロジェクトで足りないものを補充しよう!という視点で、「つむりつむりの森」を作ることを決めたのでした。
「足りないことろを補う。」これが今回のインクルーシブ化、メインの大切な部分です。
「落ち着ける場所」こんなお部屋を療育用語では、「スヌーズレン」と呼んでいます。
スヌーズレンって何だろう?
スヌーズレン語源はオランダ語の「スヌッフレン(くんくん匂いを嗅ぐ、という意味。環境内のいろいろな刺激の探索)」と「ドゥーズレン(うとうとする、という意味。くつろぎ)」という二つの言葉から創られた造語です。
①スヌーズレンの役割は、障害を持つ方との活動で、その方自身の活動のペース、人やモノへの反応の仕方をありのままに受け入れ、障害を持たない人も共にその場を楽しめる
環境を作る(人的環境の整備)
②障害を持つ方が感じ取りやすく、楽しみやすいように光、音や音楽、いろいろな素材の触るモノ、香り、動きの感覚などの刺激を揃えた環境を作り、提供する(物理的環境の整備)
人と人とが出逢い、互いの感じ方や喜びをより知っていこうとして関係が深まったり、
実際には、感覚刺激の受け取りと処理の過程の知識があると利用者の皆さんの行動を理解しやすくなったりします。
例:スヌーズレン
アネビートリムパークみずほ店のドリームラボでは、照明が落ち着いていたり、BGMも小さかったりします。そんな環境は「落ち着ける場所」にぴったり。
その中で、色々な素材に触って、嗅いで、聴いて、見て。感覚を刺激するものが配置されますよ!
触ったり、香りを楽しむ「いぐさプール」があったり。。
今の時代、なかなか畳やいぐさに触れることもなくなったけど。。畳は「畳育」と言われているくらいこどもの発達にいいんです!!
もちろん、隠れられるような静かな場所も。こういう場所って、おとなにも大事よねっ。
リニューアルオープン後、ご来場の際は是非、「つむりつむりの森」をご体験ください!
赤ちゃん~おとなまで癒されながら感覚を刺激することができます♪
そしてこういった場所が必要な人の理解が深まりますね。お互い尊敬し、理解する。これもインクルーシブの大切な考え方。
こんな「つむりつむりの森」のできあがりレポートは、まり店長のブログで発信いただきますので、楽しみにしていてくださいね!
We provide opportunities for EVERYONE to play together!!